【キクラゲレシピ】深い旨味がしみる、上品な「キクラゲの土佐煮」 20分

深い旨味がしみる、上品な「キクラゲの土佐煮」の写真

口に運ぶと、まず広がるのはしっとりとしただしの余韻。
続いて、キクラゲ特有の凛とした弾力が心地よく歯を押し返し、噛み進めるほどに旨味がゆっくりと開いていきます。
かつお節の香りは控えめながら優雅で、滋味深い和の味わいに奥行きを添えます。
常備菜としてはもちろん、静かな晩酌の相棒としても申し分ない一品です。

材料(2人分)

  • 乾燥キクラゲ (千切り)… 10g
  • だし汁 … 200ml
  • 醤油 … 大さじ1
  • 酒 … 大さじ1
  • みりん … 大さじ1
  • 砂糖 … 小さじ1
  • 生姜チューブ … 小さじ1/2
  • かつお節 … 少量(指でつまむ程度)

作り方(調理時間20分 / キクラゲ戻す時間含めない)

1.煮ながら戻す
鍋にキクラゲ・だし汁・醤油・みりん・酒・砂糖・生姜チューブをすべて入れる。
弱めの中火で12〜15分ほど煮て、キクラゲを戻しながら味を含ませる。

深い旨味がしみる、上品な「キクラゲの土佐煮」の作り方の写真

2.仕上げまで
煮汁がとろりとまとわりつく程度まで煮詰めたら火を止め、かつお節を加えて軽く和える。
そのまま数分置き、味を落ち着かせる。

深い旨味がしみる、上品な「キクラゲの土佐煮」の作り方の写真

調理の際のコツ・ポイント

  • 乾燥のまま煮る場合は弱めの火で。じっくり戻すことで、やわらかさと弾力が生まれます。
  • 煮汁は急がず煮詰める。ゆっくりとろみがつくほど、味がしっとりとなじみます。

食レポ

煮汁の照りをまとったキクラゲは、噛むたびにやさしい弾力で語りかけるよう。
まろやかな生姜の香りが、だしと醤油の余韻を柔らかく運び、口の中に静かで美しい和の景色を残します。
冷めても深みが増し、翌日はまた違う表情に。

【オススメ!】樋遣川キクラゲ

今回使用したキクラゲは「樋遣川キクラゲ (千切り) 」です。
水で戻すと驚くほど大きくなり、プリプリの食感が楽しめます。

樋遣川キクラゲ(千切り)

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ペンネーム 茶がま

プロフィール】
栄養士資格を持ち、料理歴10年。
飲食コンサルタントとして新メニュー開発や既存メニューのブラッシュアップに携わり、特に創作料理に定評がある。
飲食店で培った経験を家庭料理に落とし込み、手軽に作れる一皿から本格派の味わいまで幅広いレシピを提案。
栄養士ならではの知識を活かし、バランスの良い食事や健康を意識した創作料理が好評。

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